「webで何か」作るブログ

35歳という遅すぎるスタートをなんとかする為のブログです。基本的に自分にとっての役立ちメモ。

セキュリティグループとは

AWSで頻出するセキュリティグループというものがなんなのかよくわからない状態なので、自分の中での整理をする意味で書いていきたい。

「セキュリティグループとはファイアーウォールである」がわからない

AWS関連書籍などではよく「セキュリティグループとはファイアーウォールです」という説明がされている。ここで、ファイアーウォールに対する自分の理解の曖昧さに気付いた。

ウィキペディアによると、下記のように説明されている。

ファイアウォール(英: Firewall)は、コンピュータネットワークにおいて、ネットワークの結節点となる場所に設けて、コンピュータセキュリティ上の理由、あるいはその他[注釈 1]の理由により「通過させてはいけない通信」を阻止するシステムを指す。

ファイアウォール - Wikipedia

どんな通信を許可するか?を設定できる

要は通信の監視をして、通過して良いものだけを通すということだろう。 AWSではセキュリティグループを作成し、EC2やRDSに紐付けて利用するようだ。

下の図は外から入ってくる(インバウンド)の通過許可ルールを設定する画面。プロトコルや、接続元のIPを指定していける。

例えばHTTPは全IPアドレスから許可するけれども、SSHは自分の自宅IPしか通信させない、というような設定をしていく。

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サービスの数だけ適切な許可設定がある

今回、RDSにセキュリティグループを作ったときに感じたのは、セキュリティグループって、EC2だけのものじゃないんだ?ということだった。

ハンズオンでは、EC2だけでなく、ロードバランサーにもRDSにもそれぞれセキュリティグループを作り、紐付けしていた。

ロードバランサーにはHTTPだけを許可し、RDSでは開放するポートを限定していた。

当然といえば当然で、各機能ごとに必要な通信は変わるのだから、役割に応じた設定が必要。